工事前の外観です
今回のご依頼は外壁(タイル)からの漏水を止める。ということです。
散水調査をしてみると・・・なんとほとんどの場所から室内に水が浸入してきました。
かなり大がかりな工事になりそうです。
工事前のタイルとタイル目地
コケと目地の劣化が目立ちます。
きっと雨水をたくさん含んでいるのでしょう。
高圧洗浄
高圧洗浄でコケや劣化した目地など不要なものを取り除きます。
タイル撤去作業
漏水の原因はタイル下地のALCジョイントからと断定しジョイント部分のタイルをすべて撤去し、劣化したコーキングを取り除きました。
下地補修1
見てみると思った通りシールは劣化してALCもボロボロ取れてしまう箇所もありました。
下地補修2
ALCの破損が大きいところはALC補修用モルタルで埋めていきます。
下地補修3
クラック程度のものならVカット、ホコリとり、プライマー、ウレタンシールの作業でOKです。
下地補修4
こんな仕上がりです。
サッシュ廻り
サッシュ廻りも漏水原因と考え、防水モルタルでしっかりガード。
完璧です。
タイル工事
かなり違和感がありますが同じ色にすることは無理に等しいのです。(既存タイルの劣化変色や廃版になっていたりいろんな理由があります。)
ということである程度同等のものでがまんです。
既存目地撤去
高圧洗浄で取りきれないタイル目地を撤去していきます。
地味ですがかなりハードな作業です。
目地打ち
タイルの目地材で補修完了。
撥水剤塗布
コーキングを目地に打った後、撥水剤を塗布します。
長毛のローラーで目地に吸い込ませるのがコツです。
撥水剤塗布2
ついでに玄関前も。
作業終了
やはり違和感が・・・。
しかし、これで2階と3階の雨漏りは治りました。